2011年6月18日土曜日

■2011年上半期の五冊

2011年も半分が終わろうとしています。まさに「激動」と呼ぶに相応しい大変な半年間でしたが、読書に関しては、「当たり」に多く出会えた半年間でした。2011年上半期に読んだ本の中から、特に面白いと思ったものを5冊紹介致します。「2011年上半期に発売された本」とは限らず、あくまで自分が「2011年上半期に読んだ本」なのでご了承ください。順不同です。


エリック・ミラン/山下範久訳
資本主義の起源と「西洋の勃興」
(藤原書店、2011年3月)
















比較研究の説得力。



平倉圭
ゴダール的方法
(インスクリプト、2010年12月)
















「正しさ」とは何か。



鈴木多聞
「終戦」の政治史 1943-1945
(東京大学出版会、2011年2月)
















やっぱり「分量」じゃなかった。



服部龍二
日中国交正常化
(中公新書、2011年5月)
















とにかく面白い。



白戸圭一
日本人のためのアフリカ入門
(ちくま新書、2011年)
















優れた「日本(人)論」。


0 件のコメント: